海外の結婚事情

中国のカップルにも神前挙式を―。石川県羽咋市の神社が、伝統的な神道の挙式プランを中国に売り込んでいる。現地の若者から「花嫁衣装を着てみたい」と好感触を得た神社は、中国の旅行会社と協力。今年中にも挙式ツアーを始める。

用意したのは、若者に気軽に利用してもらうため設定した5万円の挙式プラン。70万円相当の衣装をまとった花嫁の写真は、現地旅行会社の若い女性社員の注目を集めた。   タブレット型の情報端末を使い、街で若い女性に挙式の動画を見せた時も反応は良かった。南京は旧日本軍による虐殺事件で反日感情が強いとされるが、「抵抗は全然ない」との答えが返ってきた。上海、ソウル、台湾なども訪れたが、いずれも好評だったという。(時事通信)

2010年9月8日、米紙ウォールストリートジャーナルは「中国人女性は高望みしすぎではないか」を掲載した。 先日、中国の人気恋愛テレビ番組「非誠勿擾」(誠実でない人はお断り)と「我們約会[口巴]」(デートしよう)が、当局から批判された。「拝金主義を煽り、結婚と愛情について不健康かつ不正確な視点を植え付ける」というのがその理由だ。
中国の性について研究している上智大学のジェームズ・ファーラー教授は、「あまりにも率直に現実を反映しすぎた」ことが問題になったと指摘する。

現在、中国の男女にとって結婚にまつわる最大の問題は経済能力だという。 中国各地の公園では毎週末、各種のお見合いイベントが開催される。集まった親たちは子どもの写真と資料を交換する。年齢、身長、職業、収入に加えて、問題となるのが男性が不動産を所有しているかどうか。「家を持っていない」ことは女性にふられる最大の理由になるという。 「高望みから独身のままでいる方の80~90%が女性です。そのうち80~90%は相手が不動産を持っている、または購入する能力を条件としています」とある上海企業に勤める李冷(リー・レン、音訳)さんは言う。ただしお見合い番組に代表されるような「拝金主義」の女性は農村出身者が多いという。都会の裕福な生活を見た後、結婚を通じてそうした生活を手に入れたいと切望するようになるためだ。

「お金に厳しい」と評判の上海女性は逆に自分自身に経済力があるため、パートナーの経済条件にはそれほどこだわらないと分析した。

一方、上海人民公園のお見合いイベントに通う葉さんは、都会の女性はもっと「お高い」と感じている。男性のほうが女性よりもはるかに人口が多いという中国特有の事情がこうした状況に拍車をかけていると感じている。

「都会の女性と結婚しようとすれば、200万元(約2490万円)は必要です。たとえ結婚適齢期を過ぎた26~40歳の女性でも、です。たんに家と車が欲しいだけなんです。夫を必要としている訳じゃないんですよ」と嘆いた。

お金がなくて結婚出来ない若者も増え、結婚年齢も年々上がっているらしい。

そう言えば、藤原紀香さんの挙式も神戸市中央区の生田神社でしたが、同神社の正規費用は30万円以内だったとの事。

また、最近は、日本では、披露宴をやらない人も増えているらしい。

中国でも、あまり費用のかからない神前挙式はいいかも知れませんね!

韓国でも女性の高学歴化で晩婚化し、婚活紹介機関も盛況しているらしい。

韓国のあるデータによると、大学修士以上を持つ高学歴の韓国人女性は、ここ十数年で4倍に増えたという。

それに伴い、韓国人女性の結婚年齢は20年前に比べ4.1歳上がり平均28.9歳になった。(韓国統計庁より)

一方、子供の結婚に頭を悩ませる両親も多く、韓国の婚活機関への登録者は増える一方との事。

毎日中国経済の記事で、「専門家によると、不景気で結婚をあせる気持ちが、婚活市場拡大に拍車をかけている。ソウル延世大学校の金教授によると、将来への不安感により、結婚が社会地位を高める手段の1つになっているという」との事だ。

このままでは、韓国でも日本のように、少子化傾向が加速していくと思います。

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