冬が終わり、春が近づき、気温が上がっていくに従って、花粉の飛ぶ量が増えてきますね。
花粉症
の人にとっては、またつらい季節が到来です。
花粉症は、スギなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。日本では、スギのほかにもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。
特にスギ花粉症は冬の終わりから春にかけて、毎年、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどの症状で多くの人を悩ませています。
今年の花粉情報ですが、
〇スギ花粉の飛散量
・東北地方で4月上旬~中旬
・北陸地方で3月下旬
・関東~西日本付近にかけて3月上旬〜中旬
の時期に、花粉症のピークが訪れるようです(‘ω’)ノ
〇ヒノキ花粉の飛散量
・西~東日本では4月上旬〜中旬がピーク
・その他の地域は、平年より数日、早くなる
という感じに、ピークが訪れます
このスギやヒノキは建築に適した木材として日本では古くから使用されていました。
太平洋戦争時には、日本中の木材は軍需目的で大量に伐採されました。
戦争が終わって、焼け野原になった都会を復興させるために杉や檜は伐採され続けましたが、木材の需要は増大し続けて供給が追いつかなくなり、昭和33年に国有林野経営規定を全面改定して成長量を超えた伐採を許可、昭和35年には外国材の輸入制限枠が大幅に拡大、自由化されたようです。
そして、成長の早い杉や檜をどんどん植林し、しかも天然林の広葉樹まで伐採して杉林に変えていったそうです。当時は、広葉樹のブナは役立たずの木とされ“ブナ退治”などと言われていたり、新聞には「国有林は売り惜しむな」「木材輸入を」といった記事が載ったということです。
言わば、自分達で、環境や生態をを壊してしまったと言えると思います。やはり、何事もバランスが必要です。
しかも、この国策は失敗でした。安価な外国材の輸入増加により国産材の価格が下がってしまい、切っても儲からないどころか赤字になる状況となってしまいました。
結果、生活出来ないので、林業労働者が激減し、資金もかかるので、手入れされていない、ぼうぼうのスギやヒノキが国内の至る所に生え渡り、どうにもならないというのが現状のようです。
何とか、その木材、場所を、利用する方法はないでしょうか?
花粉症といえば、
・くしゃみ
・鼻水
・鼻づまり
・目のかゆみ
の4大症状のことですよね(‘ω’)ノ
くしゃみは、体の中に、
ある一定の量の花粉症を取り込んでしまうと、
連鎖のように、絶え間なく
出るといった症状が特徴的です(‘ω’)ノ
花粉症を完全に治すには、医者に診てもらい、治療も長くかかるなど、すぐ直るようなものではないのですが、症状を少しでも軽減する、対策のようなものはあるようです。
◆花粉症の対策
・マスクの保湿&カット効果を利用する
・花粉の多い日の洗濯物等の干し物は、避ける
・帰宅した際は、花粉落とし・手洗いうがいをする
・ストレスを溜めないようにし、花粉に対する免疫を高める
・飛散量が最も多い昼前から午後3時までの間は、外出を控える
・ニットや毛皮など、花粉が付きやすい服は避けるようにする
・室内に花粉を持ち込まないようにする
・花粉天気予報を毎日チェックする
・空気清浄機を、大いに活用する
・帰宅した際は、花粉落とし・手洗いうがいをする
・ストレスを溜めないようにし、花粉に対する免疫を高める
・バランスのいい食事を取る
★おしゃれな花粉症めがねもあるようです。
★使い捨てマスク
★花粉症 薬