新陳代謝を高めるには

ゴールデンウイークに、海外などに旅行に行ったり、帰省したりして、遊びほうけ、色々美味しいものをいっぱい食べ、楽しんだ人も多いと思います。

でも、終わった途端に現実の生活が待っていますね!

連休中に、チョット食べ過ぎて太ったと感じる人も多いでしょう。

若い頃はいくら食べても太らなかったのに、自分の腹を見て幻滅する人も多いんじゃないですか?

夏までに、何とかしなくちゃ、そろそろ始めなくては間に合わない、慌ててジムに申し込む人も、この時期多いでしょう。

そう言えば、この前、電車にスポーツジムのポスターが貼ってあるのを見ましたね!

では、どうして年を取ると太りやすくなるんでしょうか?

一般に、年とともに新陳代謝が悪くなるということは、何となく分かっているとは思います。

もちろん、新陳代謝が悪くなると、様々な悪影響を及ぼしてきます。

しかし、ダイエット等を効果的に行っていく為には、ただ、ジョギングするとか、ジムに通うとか、それも必要とは思いますが、ある程度知識を持った上で計画的に行っていくことが必要と思います。そうでなければ、一時的に痩せてもすぐリバウンドしてしまうということになってしまうかも知れません。

代謝には、新陳代謝の他に、基礎代謝、水分代謝、脂肪代謝などさまざまな代謝があります。

この中で、ダイエットにおいて一番重要なのは、実は基礎代謝になります。

基礎代謝とは、生命活動で消費される最低限のエネルギーのこと。

人間は呼吸や体温維持、臓器の働きなど、なにもしないでじっとしているだけでもエネルギーが消費されます。

体の中で一番エネルギーを消費するのが筋肉です。基礎代謝量は年齢とともに低下していきますが、筋肉量が多い方はそれだけ基礎代謝量も多くなり、 筋肉をつけることはとても重要になります。

基礎代謝は、年齢とともに低下していき、男性は18歳くらい、女性は15歳くらいをピークに下がり始め、余ったエネルギーが少しずつ脂肪となって蓄積。そのため、年をとると太りやすくなるという理由です。

★代謝の種類

代謝は、異化作用と同化作用の 2 つのタイプに大別できます。

異化作用は、体が炭水化物やタンパク質などの複雑な分子をグルコースなどのより単純な分子に分解し、その過程でエネルギーを放出するプロセスです。一方、同化作用は、体が異化作用から得たエネルギーを使用して、組織の成長と修復に必要な複雑な分子を構築するプロセスです。

基礎代謝率 (BMR) は、安静時に身体がエネルギーを消費する速度です。年齢、性別、遺伝学、体組成などのいくつかの要因の影響を受けます。

筋肉組織は脂肪組織よりも維持するためにより多くのエネルギーを必要とするため、筋肉量が多い人は BMR が高くなる傾向があります。

代謝の種類を理解することは、効果的な栄養計画や運動計画を立てる上で非常に重要です。

異化作用は過剰な脂肪を分解してエネルギーを放出するプロセスであるため、減量において重要な役割を果たします。一方、同化作用は、健康的な体重を維持するために不可欠な筋肉の構築に役立ちます。

 ただし、代謝は万能の概念ではないことに注意することが重要です。年齢、遺伝学、ライフスタイルなどの要因が個人の代謝に影響を与える可能性があるため、個人のニーズに合わせて栄養と運動の計画を調整することが重要です。

★代謝に影響を与える要因

食べたいものを食べても太らない人がいるのに、食べ物を見るだけで太ってしまう人がいるのはなぜでしょうかか? 答えは代謝、つまり体が食べ物や飲み物をエネルギーに変換するプロセスにあります。

代謝を理解することは、体重と全体的な健康状態をより適切に管理するのに役立ちます。

年齢、性別、遺伝、食事と栄養、身体活動、睡眠、ホルモンなど、いくつかの要因が代謝に影響します。

年齢は新陳代謝に重要な役割を果たします。年齢を重ねると体の筋肉量が減少し、基礎代謝率(BMR)、つまり安静時に消費するカロリーが遅くなります。これは、年齢を重ねるにつれて必要なカロリーが減少することを意味し、同じ量の食べ物を摂取し続けると体重増加につながる可能性があります。

性別も代謝における重要な要素です。男性は女性よりも筋肉量が多く、機能するためにより多くのエネルギーを必要とする臓器が大きいため、BMRが高い傾向があります。

ホルモンも代謝に関与しており、テストステロンとエストロゲンは筋肉量と体脂肪レベルに男女間で異なる影響を与えます。

 遺伝学も代謝に関与しています。一部の人は、他の人より代謝が遅い、または速い遺伝的素因を持って生まれます。

ただし、食事や身体活動などのライフスタイル要因は、人の全体的な代謝率に影響を与える可能性があります。

健康な新陳代謝を維持するには、食事と栄養が非常に重要です。

タンパク質、全粒穀物、果物、野菜を含むさまざまな食事を摂取することは、代謝機能を最適に保つのに役立ちます。

さらに、水分を補給し、加工食品や甘いものの摂取を制限することは、代謝に良い影響を与える可能性があります。

身体活動は、筋肉量とエネルギー消費量を増加させて代謝を高めることもできます。

HIIT と筋力トレーニングは、BMR を高め、1 日を通してより多くのカロリーを消費する効果的な方法です。

最後に、睡眠は代謝を最適化するために不可欠です。

睡眠不足は、空腹感と代謝を調節するホルモンを混乱させ、体重増加とエネルギー消費量の減少につながる可能性があります。

要約すると、年齢、性別、遺伝、食事と栄養、身体活動、睡眠、ホルモンなどの要因が代謝に大きな影響を与える可能性があります。これらの要因を理解し、ライフスタイルを変更することで、健康的な体重と全体的な健康を維持することができます。

★代謝に関する間違い

代謝に関して、間違った情報が、たくさん発信されています。

たとえば、代謝を高めるには、1 日を通して少量の食事を頻繁に食べることが重要だという話? これは、定期的に食事をすることは代謝を安定させるのに役立ちますが、必ずしも代謝が加速したり、より多くのカロリーを消費したりするわけではありません。

 また、冷たい水を飲むとより多くのカロリーを消費できるというもの。冷たい水を温めるために体がカロリーを消費するのは事実ですが、その効果は通常最小限であり、大幅な体重減少につながるほど重大ではありません。

年齢を重ねると、代謝が低下すると広く信じられています。確かに私たちの代謝は時間の経過とともに徐々に低下する傾向がありますが、その効果は私たちが考えているほど劇的ではないことがよくあります。

実際、研究によると、私たちの代謝に影響を与える最大の要因は、食事、活動レベル、睡眠習慣などのライフスタイルに関連していることが示唆されています。 活動レベルについて言えば、筋力トレーニングは代謝を促進しないという誤解もあります。、

ウェイトリフティングは、無駄のない筋肉量を構築することで代謝を高めるのに役立ちます。さらに、筋肉が増えると、運動していないときでも、1 日を通してより多くのカロリーを消費することができます。

要約すると、代謝に関しては多くの間違った情報に惑わされず、正しい方法を実行することが重要です。

少量の食事を頻繁に食べたり、冷たい水を飲んだりすることは代謝に大きな影響を与えないかもしれませんが、筋力トレーニングや健康的なライフスタイルなどは代謝を高め、減量目標を達成するのに間違いなく役立ちます。

★新陳代謝を上げる方法(まとめ)

1、筋肉を増やす

筋肉を増えると、基礎代謝量が上がり血流も促進されるのでおのずとエネルギーが多く消費され、痩せやすくなり、肌の調子もよくなります。

2、体温を上げる

筋力がアップすると体温もあがり血行もよくなります。

3、朝食をしっかり摂る

朝食を摂ることで、眠っている間に下がってしまった体温を上げ、基礎代謝を上げます。

4、サプリメント

脂肪の燃焼を助けるのにマグネシウムなどがありますが、食事ではなかなかバランスよく摂れないことも多いので、適度にサプリメントでおぎなうのは良いでしょう。

5、体内に水分をしっかり保つ

水分をしっかり摂取することで新陳代謝が活発になり、老廃物を出す力が高まるので、一日最低一リットルは水分を摂取するようにしましょう。

新陳代謝を高め、脂肪燃焼効果をアップさせてくれる食物!

1、唐辛子(カイエンペッパー)

唐辛子は、体の代謝を高め、ダイエットの強い味方になってくれる魅力的な食べ物。
唐辛子を食べると、身体の中から熱くなってきて、唐辛子やハバネロなどのスパイスを食べた後、約3時間は代謝を高め続けると言われています。
なので、運動前に唐辛子のたっぷり入った食物を摂ると、脂肪燃焼効果がアップします。

2、魚

鮭、いわしなどの魚には、『オメガ3』と言われる必須脂肪酸の一種が多く含まれています。
この脂肪酸は代謝のスピードを上げ、心臓を健康にしてくれるという嬉しい効果を持っている脂肪酸です。

私たち人間の体は、レプチンというホルモンを動かし代謝を行い、レプチンの量が少なくなると代謝の働きがより早くなるという性質を持っています。
そこで、オメガ3脂肪酸を摂ることによって、レプチンの量を低く抑え、カロリーを消費し、新陳代謝を高める効果を発揮します。
また、魚には良質なタンパク質が多く含まれていますが、このタンパク質も代謝を高めるのに効果的な物質です。

3、タンパク質 、

赤身の肉、豆類、卵、ピーナッツバターのようなタンパク質の豊富な食べ物も、新陳代謝を高めてくれる。
ただし、ピーナッツバターはカロリーも相当高いので、代謝が高くなったとしても効果が出にくい。しかし、ナッツバターにはタンパク質の他、不飽和脂肪酸や抗酸化物質も豊富に含まれているので、適度なら良い。

ダイエットを意識するのであれば、できるだけカロリーのバランスを考え、良質なタンパク質を取るようにしましょう。

4、全粒穀物

オートミールなど全粒穀物も、代謝を高めるのに適した食物。
全粒穀物には、エネルギーと炭水化物が含まれていますが、これは私たちの体や脳の機能を保つのにとても大切な物質です。
全粒穀物は、血流中のインスリンを調整し、代謝を高めてくれる効果があり、全粒粉のパスタや、玄米などを選んで食べのも良い。
また、全粒粉や玄米などは食物繊維が豊富なのも良い。

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