秋深し

11月になり、日々、涼しさが増していき、秋が深まっていくのが感じられる季節です。

秋といえば、収穫期ですね!

今年の初め、考えていた事はどれだけ実効できましたか?ダイエットはできましたか?未完成になっている事はありませんか?

秋はまた、今までの人生、今年一年を振り返り、感傷に浸り、また、見つめ直す時期でもありますね!

もう一度、計画の修正をしてみましょう。

11月の行事で思い浮かぶのは、まず、七五三があります。それから、勤労感謝の日、文化の日などがあります。また、スポーツの秋。読者の秋、ですね。

七五三は算命学や陰陽五行を起源とし、道教の影響を受けているといわれています。

七五三の三は、天地人三歳を発端にしています。
天地人三歳とは、天歳、地歳、人歳の総称。
天歳は、手を使い、足で歩き、目で見、口で食し、耳で聞き、鼻で嗅ぎ、頭で考える、といった、人としての生まれながらの基本的な才能のこと。
地歳は、手を使って食べ物を口に入れたり、足を使って目的の場所に移動したり、目で見たものから距離感を計ったりといった、天歳を利用する才能のこと。
人歳は地歳を用いる際に価値判断を行う才能のことです。
手を使って食べ物を食べようとする前に、食べすぎだったり腐ったものだと体を壊すから注意するとか、目的の場所に移動する際に車や危険な障害がないようにどのように安全なルートで到達するかとか最適な判断をするための能力。

これら天地人三歳を3年と解釈します。
人は生まれてから一年目で天歳が備わり、二年目に地歳が備わり、三年目で人歳が備わり、満三歳で人としての人格が備わるため、三つ子の魂百までといわれる所以です。

七五三の五は、5歳になった男の子のお祝いの行事です。
木星、火星、土星、金星、水星の自然界の五元素・五行が、誕生してから一年毎に備わり、5年で全てが備わるということで、5歳のお祝いとなります。

七五三の七は、7歳になった女の子のお祝いの行事です。
五行に月と太陽の気が備わり、7歳のお祝いとなります。

また、お祝い行事の三・陰、五・陽、七・陰に合わせ、女、男、女の順に行われ、普通なら、子供であれば皆七五三のお祝いとなるのですが、陰陽の原理が生きているとみれます。

先程、陰陽五行説という言葉が出てきましたが、これは、4千年以上の歴史を持つ自然界の法則で、この世の万象を、木・火・土・金・水の五つの要素に分け、その関係を整理したものです。

四柱推命などもそうですが、東洋占いはだいたいこの法則を基にしています。

その中に、「九星学」というのがありますが、これは、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の九つの運命星と五行の関係で占っていきます。

異性が惹かれずはいられないあなたの魅力。恋するときのあなたの強み、弱み。あなたの恋の運命が変わるとき。異性があなたに好意を持つきっかけ。好きな人に好かれる秘訣。相性の良し悪しや相性を良くする方法。宿命の人との出会いや特徴。結婚に最適な年など・・・、

中々ご自分では知ることが難しかったり、気づくことができない、恋や結婚での、あなたの資質や可能性、重要な運命のタイミングを占うのに、この東洋哲学を元にした「九星学」という占術は向いています。

この九星の中の五行の関係が順調であれば、相性や運勢の流れがよく、悪ければ傷つけあうことになります。

ですから、この五行の関係をよく調べて、運勢の流れをスムーズにすれば、運は開けてくるのです。

また、その流れを変える、仲介役の役目をする関係もあります、

例えば、火と金の関係はよくないのですが、中に土が入れば、中和され、運勢も変わってきます。

タイミングを見る、とは、このような五行の関係や変化を的確に把握し、その変化に忠実に従っていくことなのです。

それには、まず、あなたの性質や傾向を知るところから始めなければなりません。

そして、好きな人とかとの相性も調べなければなりません。

あの人とは、相性がいいとか、悪いとか、よく聞きますよね!

九星学で、相性とは、五行の流れや関係性を意味しています。

「九星学」は、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の九つの運命星と五行の関係で占っていきます。

九つの運命星はおおざっぱに言って、以下のような性質なあります。

一白水星(水を基調にした性質)ー協調性があるしっかりもの。

二黒土星(土を基調にした性質)ー慎重で温和だが力強さがある。

三碧木星(木を基調にした性質)ーのびのびした行動性がある。

四緑木星(木を基調にした性質)ー穏やかで知的、和を大切にする。

五黄土星(土を基調にした性質)ー正義感が強く、義理人情を重んじる。

六白金星(金を基調にした性質)ー粘り強く、冷静さと情熱さを合わせ持つ。

七白金星(金を基調にした性質)ー陽気で頭の回転が速く華やか。

八白土星(土を基調にした性質)ー慎重派で非社交的。粘り強い努力家。

九紫火星(火を基調にした性質)ー情熱的で理想主義者。気まぐれな点も。

しかし、これは一般的な解釈で、ケースごとにそれぞれ、解釈するにあたって、言葉の選び方がすこしづつ変わってきます。

また、運命星は九年で一巡する本命星と、九か月で一巡する月命星の二つがあり、この二つの運命星から、人は性格づけられており、組合せにより、全部で81通りのパターンの性格や運勢があります。

九星の中の五行の関係により、運命星の間には、必ず「相生」「相剋」「比和」の関係が生じます。

●相生の関係?助け合う関係?

・木生火—木は燃えて火になる
・火生土—火は消えて土になる
・土生金—土は内部で金をつくる
・金生水—金は冷えて水滴をつくる
・水生木—水は木を育てる

●相剋の関係—相手を傷つけてしまう関係

・木剋土—木は土を割って伸びる
・火剋金—火は金属を溶かす
・土剋水—土は水を呑み込む
・金剋木ーーー金は木を傷つける
・水剋火ーーー水は火を消す

●比和の関係?兄弟の関係

木と木、水と水、金と金、土と土、火と火のような関係を比和といい、じゃますることもないが、成長を助ける働きもしない、と見ます。

※以上の関係から総合的に判断して、性格、性質、相性などを調べていきます。

もしも、好きな人とうまくいっていないのなら、一度確認したほうが良いかもしれません。

でも、もしもたとえ悪い相性であっても、関係が良くなるための努力をすることで、絆を深めること、幸せになることは可能です。

相性というのは、努力次第で、凶相性も吉相性にどんどん変わっていくものです。

良い相性であれば、良い部分をさらに伸ばす努力をすることで、好きな人との絆はさらに深まります。

秋が深くなり、スポーツに励んでもいいし、美術館・博物館巡りなんかもいいと思います。読書もいいですね!ズルズルと惰性的にならない為にも少し考えてみましょう。

年末になると忙しくなるので!

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